
はじめに
エステティックセミナーに参加して成功したエステサロンのオーナーにお伺いするインタビューシリーズ。今回は、マシン中心のサロンで働きながら、技術を獲得。のちに自分の店舗を開業してから大きく売り上げを伸ばした経験を持つ「MOONbow」オーナーの平岡麻衣さんに、成功の秘訣をうかがいました。
目次
1.セミナーを受講しようと思ったきっかけ
2.個人売上がが伸びたワケとその秘訣
3.プロフェッショナルな仕事として望まれていること
1.課題は「説明不足」→「飽き」の解消
------セミナーを受講する前の課題は何でしたか?
平岡さん:当時勤務していたサロンは金額の安さにこだわっていましたので、人材や時間のコストパフォーマンスを考えて、多数の機器を取り揃えていました。技術やコストは均一化していた反面、お客様が何度か施術をすると飽きてしまっているのが、感じられました。
私が今までお客様に結果を出してもらうために「冷えはダメ」「歪みはむくみを作りやすい」という、お客様自身でも知っているような表面的な知識しか伝えていなかったのですが、「冷えが良くない原因」「歪むとなぜむくむのか」という原因をきちんと説明できていないことに気がついたんです。
------そこで、ディパドゥーナ株式会社が主催する『CHIAKIメソッドⓇセミナー』セミナーを知り、受講したんですね。
平岡さん:はい。CHIAKIメソッドは、私が課題と思っていた部分を解消してくれる学びがありそうだったので、受講することに決めました。
受講してみると、原理を深く知ることはもちろんですが、サロンですぐにお客様に説明できる言い回しや、内容になっていて、習ったことをそのままお話するだけで、お客様にきちんと伝わります。お客様自身も自分自身の身体のことをイメージしやすくなっていると思います。
2.個人売上が伸びたワケとその秘訣
------『CHIAKIメソッドⓇセミナー』を受講後、数字的な変化はありましたか?
平岡さん:勤務していたサロンでの個人成績が、既存のお客様コース変更率100%、新規コース成約率が50%、売上平均が30%アップしました。
------それはすごいですね。その成果が得られた理由として、どんなことが挙げられますか?
平岡さん:私自身、「施術講習で情報を得た」、ということではなく、「講習で、施術をするための知識を得た」と思っているんです。施術をするたびに知識も掘り下げられていって、どんどん両方がブラッシュアップされていると感じます。
お客様に私が得た知識を伝えることで、「今までは危機感を感じられなかったけど、理由をきちんと教えてもらって意識するようになった」「説明をきちんとしてくれたので原因がわかって、ボディケアに前向きになれた」というようなお言葉をたくさんいただくことができ、それに伴いコース契約の成約率や店販品購入につながったのだと思います。
3.プロフェッショナルな仕事として望まれていること
------最後に、成果に繋がるセミナー受講のコツを教えてください。
平岡さん:一緒に働いていたスタッフの話になりますが、結果の出るすごい技術の導入講習を受講しメニューに組み込んだことがあったのですが、お客様から「痛い」「続けるのが難しい」という意見が出たことがありました。
話題性もありキャッチーなメニューで、新規集客があった反面、離脱率も高くやっていけませんでした。技術の習得をしてもお客様が望まない技術では意味がないので、受講したセミナーや施術が自分やお客様に合っているかを見極めるのも大切だと思います。
CHIAKI先生は、現場を経験されていらっしゃるので、共感できる部分がお話の中にたくさんあり、悩んでいたことがあっさり解決してしまう。なんてこともありましたので、目新しい技術だけではなく、いろいろな面で学びのあるセミナーを受講していくことが一番大切だと思います。
------「技術力アップで成績が上がったという成功事例は多く聞きますが、それだけでは失敗することもあるんですね。技術を身につけることも大切ですが、「なぜこうなるか」までを自分の知識として話すことが出来れば、お客様ごとのケースや理解度に合わせた説明ができそうです。「プロフェッショナルな仕事」として望まれているのは、こういうことかもしれませんね。平岡さん、ありがとうございました。
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